第3回 −覇気のエネルギー−
みなさんは、「覇気」という言葉に親しみがありますか?日常よく使う言葉でしょうか?
心理学の世界では、競争の楽しみや目標達成への執念、征服の喜び、冒険好き、勇気や野心…といった、心の積極的、主張的、能動的なエネルギーを指して「覇気」と言います。イメージが浮かぶでしょうか?
2,3歳の子供を思い浮かべてみてください。自由に歩き始めた幼児は、生き生きと好奇心のままに外に出て行きます。母親と自分だけの安全な守られた世界から、父親の真似をし出し、あくなき探求をし始めます。あるいは、小学生時代を思い出してみてください。いたずらをすること、新しい世界を知ること、遊びまわること…、疲れを知らず、エネルギーが自分から外に飛び出す感覚を思い出しませんか?
こういった「覇気」のエネルギー感覚は、誰もが既に体験し持っているはずのものです。人は本能的にエネルギーを外に出すという欲求を持っているのです。ですが、そのエネルギーを皆さんは日常の中で十分に感じているでしょうか? エネルギーを出すことの喜びを感じているでしょうか?
最近では日本人野球選手がどんどんメジャーリーグに出て行くようになりました。日本でトップにたつことなどに飽き足らず、もっと広い世界、もっと高い壁を目指し、そこでこそ自分自身もまだ知らないようなエネルギーが飛び出す、そしてそのことの喜びを知っている人たちです。
残念ながら私たち凡人は、どうもこの「覇気」のエネルギーを押さえ込むような癖を知らず知らずのうちに身につけていることがよくあります。案外、自分自身の覇気の力やその喜びを忘れている人も多いでしょう。ですが、繰り返しになりますけれど、この覇気のエネルギーは誰もが既に持っているもの。
自分の覇気を取り戻すこと、育てなおすことに関心はありますか?
臨床心理学に関するページはこちら http://www.sporction.com/psycho.html
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